浅析芥川龙之介对《今昔物语集》的翻改手法

芥川龙之介是日本近代著名的小说家。他不满于社会和现实的压迫和管束，把目光投向古典，赋予了《今昔物语集》新的生命力。以小说《罗生门》和《鼻子》为例，芥川龙之介在原典的基础之上，在人物、情节、主题三方面融入了自己的创作。对比原典，芥川龙之介在人物方面，尤其注重人物的心理刻画，生动传神。在情节方面，笔触十分细腻，丰富了细节，使得作品更加精彩。在主题方面，不再是单纯地描写历史故事，而是借古讽今，针砭时弊，反映出当时的社会问题，具有深刻的内涵，受到了广大读者的关注。
全文共分为五个部分。首先在序论中说明本论文的写作动机以及写作意义。在本论第一部分大致介绍了作者芥川龙之介以及《罗生门》和《鼻子》两部小说。第二部分从人物、情节、主题三方面来探究芥川龙之介对《今昔物语集》的翻改方法。进而在第三部分从时代背景和个人背景两方面的影响探究翻改成因。最后在结论中对全文进行归纳总结。
 

关键词：今昔物语集；罗生门；鼻子；翻改手法
要  旨
芥川龍之介は日本近代の有名な小説家である。彼は社会と現実の圧迫と規制に不満に思って、古典に目を向け、『今昔物語集』に新たな生命力を与える。小説『羅生門』と『鼻』を例に、芥川龍之介は原典に基づき、人物、筋、主題の三つの方面でこの二作品を新しく創作した。原典に比べて、芥川龍之介はもっと人物の心理描写を重視し、生き生きとした人物像を作った。そして彼はポロットを詳細に組み立てて、原典を豊かにさせてきて、素晴らしい作品をつづった。物語の主題では、単に歴史の物語を書くのではなく、昔のことへの評論にかこつけて、現代を批判し、時弊を指摘し、当時の社会問題を反映して、深い意味を持って、たくさんの読者の注目を浴びている。
本文は５つの部分に分かれている。まず、本文の創作動機と意義を序論に説明する。次は本論の第一部分では芥川龍之介、『羅生門』と『鼻』の二作品について紹介する。それから第二部分では、『今昔物語集』に対する芥川龍之介の翻案方法を、人物、筋、主題の三方面から探究する。さらに、第三部分では、時代背景と個人背景の両方面の影響から、翻案の成因を研究してみる。最後に結論の部分では本文をまとめよう。
 

キーワード：今昔物語集；羅生門；鼻；翻案方法

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